カタログスペックの値ではなく、自分で数値を確かめるのが大切だチュン。
デンキトリ
「節約のためにコンセントを抜こう」
そう言われても、効果が分からないとやる気が出ませんよね。
そもそも、家電の消費電力は「カタログ値」通りとは限りません。
購入から10年経ってパッキンが劣化した冷蔵庫。ホコリが詰まった空気清浄機。 これらが実際に「今、どれくらい電気を食っているか」を正確に知る方法は「実測」しかありません。
そこで当ラボが導入するのが、電気のスカウターこと「SwitchBot プラグミニ」です。
前回の記事で待機電力対策の【応用編】として、スマートプラグの存在に少しだけ触れました。
今回はその応用テクニックで登場した「SwitchBot」を深掘りします。

技術の進歩は本当にすごいチュン。
「物理タップ」と「スマートプラグ」の決定的な違い
物理的なスイッチ付きタップは「電気を遮断する」ための道具ですが、SwitchBotは「電気を知る」ための道具です。
最大の違いは、スマホアプリで「過去のデータ(履歴)」が見えること。
- リアルタイム計測: 「今」何ワット使っているかが分かる。
- 履歴グラフ: 「昨日どれくらい電気を使ったか」「何時に電気が流れたか」が分かる。
- スマホから操作可能:スケジュール機能や遠隔でのON・OFFの切り替えが可能。
普通のワットチェッカーだと「今」しか見えませんが、これなら「寝ている間に勝手に動いている家電と消費電力」まで暴くことができます。
このログを目の当たりにすることこそが、本気で節約を始めるための第一歩です。
戦略①:まずは1つで「巡回検査」を行う
いきなり何個も買う必要はありません。まずは1つ導入して「検査機器」として使ってみてください。例えば──
- 今週は「PCデスク」に挟んで、1週間の消費データを取る。
- 来週は「テレビ裏」のタコ足配線の根元に挟んで、エリア全体の待機電力を計測する。
- 再来週は「古い冷蔵庫」を計測して、買い替えの判断材料にする。
こうして家の「電気の地図」を作れば「どこを節約すれば一番効果が高いか」が一目瞭然になります。 「なんとなく」の節約から、「根拠のある」節約へ。これができる男のやり方です。
SwitchBot プラグミニの最大許容電力は1500Wです。 電源タップを使って複数の機器をまとめて計測する場合は、合計ワット数が1500Wを超えないように注意してください(ドライヤーやヒーターの同時使用はNGです)。
戦略②:Looopでんきとの連携(手動&自動)
計測が終わって「ここは常に管理したい」という場所が決まったら、そのまま挿しっぱなしにして「制御(コントロール)」に移行します。
SwitchBotには、節約を自動化する2つの強力な機能が備わっています。
- 「スケジュール機能」
「毎日23時になったらOFF」「朝7時になったらON」といった設定が可能です。 一度設定してしまえば、寝落ちしても消し忘れても、勝手に電気が切れます。 - 「遠隔操作機能 」
Wi-Fiに繋がっていれば、地球の裏側にいてもスマホから家の電源を操作できます。 「あれ、消したっけ?」と不安になった時も、アプリを見れば一発で確認・操作完了です。
【相性抜群】Looopでんき攻略の「必須装備」
特に、当ラボでも紹介している「Looopでんき(市場連動型)」を使っている場合、この機能は最強の武器になります。
- 高い時間は自動防御: 「毎日高くなりやすい夕方17時〜19時」は、スケジュールで自動OFF。
- 緊急時は遠隔遮断: 外出中にアプリを見て「うわ、今電気代が高騰してる!」と気づいたら、その場でスマホから家の充電器類をOFFにする。
人間が時計を見て動く必要はありません。アプリに任せておけば「安い時だけ電気を使う」というシステムが完成します。
もう普通のコンセントには戻れないかもしれません。
まとめ:2,000円で家のコンセントに「知能」をつける
SwitchBot プラグミニの販売価格は、約2,000円前後。
確かに、コンセントの穴を増やすための「電源タップ」と比べると、たった1つの差し込み口に2,000円は高く感じるかもしれません。
しかし、これは単なる電源ではなく「コンセントをスマート化する拡張パーツ」です。
今ある壁のコンセントや、普通の電源タップにこれを挿すだけ。
それだけで、古い家電やタップが「スマホで操作できるIoT機器」に進化します。
「コンセントを増やす」のではなく「コンセントに脳みそ(機能)を追加する」ための投資。 そう考えれば、決して高い買い物ではないはずです。
まずは1つ導入して、あなたの部屋の「健康診断」と「自動化」を始めてみませんか?

電力消費の大きい吸血鬼を退治するための装備を手にいれるチュン!
計測の結果「家電は悪くないのに、どうしても電気代が高い」という場合は、契約している電力会社の単価そのものが高い可能性があります。
その際は、電力会社の見直しを検討してみてください。


