電気代を月3,000円削る!今日からできる「物理的」な節約ハック12選

家の中に潜むバグ(無駄)を取り除くこと。それが節約につながるチュン。

デンキトリ

前回の記事で、電気代が高いのは「燃料費」や「再エネ賦課金」といった構造的な問題だと分かりました。

でも、だからと言って「仕方ない」と諦めて、高い請求書に震え続けるのは癪ですよね?

ここで誤解しないでほしいのは、僕が提案するのは「暑いのを我慢してエアコンを切れ」とか「部屋を暗くして過ごせ」といった根性論ではないということです。

マニフェスト(Vol.1)でも書いた通り、快適さを捨てる節約は続きませんし、意味がありません。

この記事で紹介するのは、いわば「家のシステムエラー(バグ)」を取り除く作業です。

  • フィルターが詰まっている=「吸気口が塞がれて、エアコンが悲鳴を上げているバグ」
  • 冷蔵庫がパンパン=「冷気の道(エアフロー)が塞がれ、コンプレッサーを酷使しているバグ」
  • 窓から熱が入る=「断熱材(ファイアウォール)が機能していないバグ」

これらは「節約」というより、本来の性能を取り戻すための「メンテナンス(チューニング)」です。

バグを放置して電気代を垂れ流すのは、システム管理者(あなた)のプライドが許さないはず。

さあ、家中のバグを潰して、効率を最大化しましょう。

「面倒くさい」とか言ってる場合じゃないチュン。 そのバグが、毎月数千円の損失を生んでるんだよ!


目次

最大の攻略ターゲット:エアコン編

家庭の電気代の約30%〜40%を占めるのがエアコン。

ここを制する者が電気代を制します。

1. フィルター掃除は「月2回」でエアフローを確保する

「掃除」と思うと面倒ですが、「マシンのメンテナンス」と考えてください。

フィルターが詰まるとエアコンは窒息状態になり、空気を吸い込むために余計なパワーを使います。

環境省によると、月1〜2回の掃除で年間約990円のコストダウンになります。

さらに恐ろしい事実があります。

 フィルターが詰まると内部結露しやすくなり、カビの温床になります。

掃除をサボるということは、エアコンを「カビの胞子を部屋中にばら撒くマシン」に改造しているのと同じこと。

節約のためだけでなく、あなた自身の肺を守るためにも、今すぐフィルターを掃除してください。

かいぬし、この前フィルター開けた時、ホコリでフェルト生地みたいになってたチュン。

あの状態でスイッチ入れるなんて、自分から「毒ガス」を吸いに行ってるようなもんだね!電気代も健康も失うなんて、笑えない冗談だよ。

2. 風量は「自動」一択

風量は「弱」の方がエコだと思っていませんか?

それは大きな勘違いです。

エアコンは、室温を設定温度にするまでの「立ち上がり」に一番電力を使います。

「弱」だといつまでも設定温度にならず、ダラダラと電気を食い続けます。

「自動」にして、一気に冷やす(暖める)のが最短ルートです。

お湯を沸かす時、最初は強火にするのと同じ理屈だチュン。 最初から弱風じゃ、いつまで経っても温まらないし電気代の無駄だチュン!

3. 30分の外出なら「シャットダウンしない」

エアコンの電源ON/OFFは一番エネルギーを使います。

コンビニに行く程度(30分以内)なら、電源を切らずに「つけっぱなし(アイドリング)」にしておいた方が、再起動のエネルギーを使わずに済み、結果としてお得になります。

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4. 設定温度は「強」から「中」へチューニング

冷蔵庫の温度設定、なんとなく「強」にしていませんか?

冬場はもちろん、夏場でも基本は「中」で十分冷却機能は足ります。

これだけで年間約1,910円の無駄をカットできます。

5. 冷蔵庫も「呼吸」させてやる

冷蔵庫は熱を外に逃がして冷やしています。

上や横に物を詰め込んで隙間がないと、熱が逃げずに消費電力が増えてしまいます。

メーカー推奨値として、上は10cm、左右は5cmほどスペースを空けて、排熱効率を上げましょう。

6. 中身は「7割」がベスト(対流 vs 伝導)

ここからは少し物理の話をします。

冷蔵庫と冷凍庫では、冷やし方のメカニズムが真逆です。

冷蔵室は「対流(空気の循環)」

冷蔵室冷たい空気をぐるぐる回すことで冷やします。

中身がパンパンだと冷気の通り道がなくなり、温度センサーまで冷気が届きません。 

すると、センサーが「まだ冷えてない!」と誤解し、コンプレッサーを過剰に働かせてしまうのです。

これが電気代高騰の正体です。目安は「奥の壁が見えるくらい(7割)」をキープしましょう。

冷凍庫は「伝導(接触)」

 逆に、冷凍庫は凍った食品同士が冷やし合う「保冷剤」の役割を果たします。

スカスカだとドアを開けた瞬間に冷気が逃げるので、隙間なくパンパンに詰めるのが正解です。

冷蔵庫は「ソーシャルディスタンス」で冷凍庫は「満員電車」。 これさえ覚えれば完璧だチュン!

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7. 炊飯器の保温は「即切り」

ご飯が炊けた後、なんとなく保温し続けていませんか?

実は、長時間保温するより「電子レンジで温め直す」方がエネルギー効率は良いんです。

さらに言うなら、まとめて炊いて「即冷凍」するのが味も落ちにくく、電気代も最強です。

冷めたご飯をそのまま食べると意外な健康メリットも!

 実は、一度冷やされたご飯には「レジスタントスターチ(難消化性デンプン)」という成分が増えると言われています。

これが食物繊維と同じような働きをして、血糖値の上昇を抑えたり、腸内環境を整えたりしてくれるんです。

温めずそのまま食べれば、電気代が浮いて、体にも良い。

「保温」をやめるだけで、この一石二鳥が手に入ります。

「冷や飯を食う」なんて言葉があるけど、実は一番賢い食事法だったんだチュンね。 炊飯器を保温機にするのは今日で卒業だチュン!

8. 待機電力を物理遮断する(スイッチ付きタップ)

使っていないテレビ、ゲーム機、パソコンのモニター。

コンセントに刺さっているだけで、年間数千円分の「待機電力」を消費しています。

いちいち抜くのは面倒なので、スイッチ付きの電源タップを導入して、使わない時は足でパチンとOFFにしましょう。

9. 洗濯は「バッチ処理(まとめ洗い)」

洗濯機は起動回数を減らすのが正義です。

毎日少量を洗うより、カゴがいっぱいになってから3日に1度洗う。

これだけで水道代と合わせて年間約6,000円近い節約効果が出ます。

臭いが気になる人は、通気性の良いメッシュのカゴを使って湿気を逃がすといいよ!


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10. LED電球への投資(投資額は「数ヶ月」で回収可能)

まだ白熱電球を使っている場所はありませんか?

それは「燃費の悪い旧車」に乗っているようなものです。

LEDに変えるだけで消費電力は約85%カットできます。

電球代が1,000円だとしても、半年もあれば電気代の差額で元が取れます。

これぞ「確実な投資」です。

11. 断熱カーテンの導入(窓こそが最大のセキュリティホール)

部屋の熱の50%以上は「窓」から出入りしています。

いくらエアコンを頑張っても、窓がショボければ穴の空いたバケツに水を入れるようなもの。

「遮光・断熱カーテン」に変える、あるいは床まで届く長いカーテンにするだけで、冷暖房効率は劇的に変わります。

12. サーキュレーターで空気を撹拌する

「設定温度を下げても涼しくない…」

それは冷たい空気が床に溜まっているからです。

サーキュレーターで空気を撹拌すれば、体感温度が2〜3℃下がります。

そうすればエアコンの設定温度を緩められ、結果として大きな節約になります。

【まとめ】バグ修正の成果が、「好きなこと」のための資金になる

いかがでしたか?

「そんな細かいこと…」と思ったかもしれません。

でも、これらを全部組み合わせれば、確実に月に2,000円〜3,000円は浮いてきます。

年間で3万円以上。

3万円あれば、どんな趣味でもそこそこのものが買えちゃいますよね。

「我慢」ではなく「知恵とメンテナンス」で、電気代を削減しましょう。

電気代を減らして趣味に使う。とっても良い流れだチュン!

そして、家中の「バグ」を修正したら、最後はシステム(契約)の見直しです。

どれだけテクニックで燃費を稼いでも、リッター200円の高いガソリンスタンドで給油してたら意味がありません。 それは、電気代も同じです。

電気代の契約そのものを安くするのが、一番の近道です。

たった5分の行動で年間数万円も電気代が安くなる可能性があるなら、確認しない手はないと思いませんか?

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この記事を書いた人

京都の6畳一間で生活中。植物を愛する管理人と、電気に詳しいデンキトリが運営しています。

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