部屋に潜む「電気の吸血鬼」を退治する──今すぐ見直すべき3つの「エリア」

吸血鬼は、システム化を恐れているチュン。

デンキトリ

自分が寝ている間も、会社で仕事をしている間も、毎月ランチ1〜2回分のお金をドブに捨てているかもしれない──そう言われたらどう思いますか?

部屋に潜む電気の吸血鬼、その正体は「待機電力」。 一般的に、家庭の電気代の約5〜6%(年間で数千円)は、この「使っていないのに消費される電気」だと言われています。

「節約のためにコンセントをこまめに抜きましょう」 ……なんて、昭和の主婦みたいなアドバイスはしません。面倒くさいし、スマートじゃないですからね。

この記事では、部屋に潜む「電気の吸血鬼」を特定して「こまめな努力」ではなく「システム(仕組み)」で退治する効率的なハックを紹介します。

「チリも積もれば山となる」って言うけど、チリを集めるのは掃除機に任せるチュン。 ボクらがやるべきは「デカいゴミ(吸血鬼)」をピンポイントで片付けることだチュン!

ただ、現代の家電は単体で見ると優秀で、待機電力がとても少ないものもあります。 しかし、それらが集まった「エリア全体」で見ると、意外な量の電気を食っているものです。

あなたの部屋にある、以下の3つのエリアをチェックしてみましょう。

目次

エリア1:トイレ・洗面所(単独最強のボス)

まず最初に手をつけるべきは、PCでもエアコンでもなく「トイレ」です。

トイレに潜む電気の吸血鬼「温水洗浄便座」

一人暮らしのマンションなら、ほぼ標準装備されている温水洗浄便座。 もし下記の2つに当てはまるようなら、とてももったいないことをしています。

⚠️当てはまったら要注意⚠️

フタを開けっ放しの場合: 年間 約3,000円〜4,000円 のロス。

便座温度の設定が「中〜高」の場合年間約1,000円~1,500円のロス。

上記に当てはまるなら、あなたが会社に行っている9時間、寝ている7時間。 誰もいないトイレを温め続けるために、電気代が垂れ流されています。

対策:「設定を変える」「フタを閉める習慣をつける」

毎回コンセントを抜く必要はありません。 下記の2つを実行するだけで、年間数千円の固定費削減になります。

✨節電効果抜群の対策✨

⭕️フタを閉める習慣をつける

⭕️設定を「弱」または「節電モード」にする

「フタを閉める習慣をつける」こと、そして「弱設定」または「節電モード(使わない時間は温度を下げる機能)」をONにすること。 たったこれだけで、年間数千円の固定費削減になります。

誰も座らない便座を温め続けるなんて──その優しさは未来の彼女のために取っておくチュン。 今すぐフタを閉めるチュン!

次にチェックするのは、テレビ周りです。 「最近のテレビは待機電力が低いから大丈夫でしょ?」と思ったあなた。甘いです。

テレビエリアの電気の吸血鬼は「周辺機器」という眷属

最近のテレビは待機電力も抑えられておりとても優秀ですが、そこにはたくさんの「取り巻き」がつながっていませんか?

  • HDDレコーダー
  • ゲーム機(PS5、Switchのドック)
  • 外付けスピーカー / サウンドバー

これらが24時間スタンバイ状態で、Wi-Fiに接続したり、アップデート待機をしたりしています。 1つ1つは小さくても、チーム(合計)になると、無視できない電力になります。

この中で特に待機電力の大きい2つの機器に焦点を当てて、それぞれどのくらいの電力を消費しているか見てみましょう。

⚠️テレビ周りの損失シミュレーション⚠️

❌ HDDレコーダー(高速起動ON)の場合: 年間 約3,000円〜4,000円 のロス。

❌ ゲーム機・サウンドバー等の待機電力: 年間 約1,500円~2,000円 のロス。

対策:「スイッチ付きタップ」で一網打尽

これらをいちいち抜くのは不可能です。 そこで「個別スイッチ付き電源タップ」の出番です。

✨節電効果抜群の対策✨

⭕️テレビ周りの機器をすべて1つのタップにまとめ、出かける時や寝る前にタップのスイッチを「パチン」と切る。

 これだけで、周辺機器チームを全滅(シャットダウン)させることができます。

※テレビ本体の主電源を切ると番組表の取得が遅れる場合があるので、気になる人は「テレビ以外」をタップで管理するのがおすすめです。

エリア3:PCデスク(冤罪と真犯人)

最後は、ぼくたちの聖域であるPCデスクです。 とても大きな電力を消費していそうですが、もしかすると少し誤解があるかもしれません。

PC本体は「無罪」の可能性が高い

「PCのスリープは電気を食うからシャットダウンすべき」というのは、少し古い常識かもしれません。

特にMacBook(Appleシリコン搭載機)や最新の省電力PCの場合、スリープ時の消費電力は驚異的に低く(1W以下など)、ほぼゼロに近いです。 作業効率を落としてまで、こまめにシャットダウンする必要はありません。

真犯人は「スピーカー」などの周辺機器

では、誰が電気を食っているのか? 実はモニターの待機電力は、年間100円程度(誤差レベル)でしかありません。

真犯人は「外付けスピーカー(アンプ)」などの音響機器です。特に高音質なスピーカーやアンプ類は、音が出ていなくても電源が入っているだけで電力を消費し続けます。

PC用の小型スピーカーなら数ワット程度ですが、サブウーファーや本格的なアンプとなると、何もしていなくても10ワット〜30ワット以上(年間数千円)を浪費することもあるのです。

⚠️PCデスクの損失シミュレーション⚠️

❌ 外付けスピーカー(電源ONのまま無音): 年間 約2,000円〜2,500円 のロス。

❌ モニター・充電器類の待機電力(合計): 年間 約500円〜1,000円 のロス。

対策:周辺機器だけ「一括管理」

ここもテレビエリアと同様に「エリア制圧」が有効です。

✨節電効果抜群の対策✨

⭕️モニター・スピーカー・充電器類などを「スイッチ付きタップ」へまとめて、使わないときにスイッチを切る。

待機電力の大きいスピーカーを確実に切るのが主目的ですが、モニターや充電器も一緒に「完全にオフ」にすることで、「仕事・遊び」と「休息」のオンオフを物理的に切り替える儀式にもなります。 地味に光る待機ランプ(LED)などの「視覚ノイズ」が消えるので、ワンルームなら夜の部屋がスッキリ暗くなるメリットも。

また、PC本体は 別のコンセントへ接続し、好きなだけスリープ運用してください。これなら、PCの爆速復帰などの利便性を損なうことなく、無駄な待機電力だけをカットできます。

【応用編】物理スイッチすら面倒なら「スマートプラグ」で自動化だ

「いちいち足元の電源タップのスイッチを押すのすら面倒くさい……」

そんな生粋のズボラテック男子には「スマートプラグ」という最強の武器があります。

SwitchBotプラグなどのスマートプラグを使えば、こんな「未来の節電」が可能になります。

  • スマホでOFF: ベッドの中から、リビングのゲーム機周辺の電源を落とす。
  • 音声でOFF: 「アレクサ、ゲームモード終了」の一言で、モニターとスピーカーを消す。
  • スケジュール化: 「23時になったら強制的に周辺機器の電源を切る」設定で、寝落ち対策&節電。

物理スイッチのタップより少し初期投資(1個 2,000円前後〜)はかかりますが、「勝手に節電してくれるシステム」を構築できると思えば安いものです。 ガジェット好きなら、スマートプラグを導入してみるのも面白いでしょう。

まとめ:最大1.5万円!?浮いたお金で何をしよう?

  • トイレ: フタを閉めて節電モードへ(年間4000円〜5500円の節約)
  • テレビ周り: レコーダーやゲーム機をタップで一括OFF(年間4500円〜6000円の節約)
  • PC周り: スピーカー周辺をタップで一括OFF(年間2500円〜3500円の節約+QOL改善)

上記の3つのエリアをすべて見直すと、年間で約6,000円〜最大1万5,000円もの節約になる可能性があります。

「ケチる」のではなく「アップデート」する

正直なところ、いちいちコンセントを抜き差しするのは「労働」です。続きません。 でも、今回紹介した「スイッチ付きタップ」や「スマートプラグ」導入すれば、それを「システム」に変えることができます。

  • スイッチ付きタップなら: 足元で「パチン」とワンアクションするだけ。
  • スマートプラグなら: 「アレクサ、おやすみ」と言うだけ、あるいは全自動。

どちらを選んでも、あなたの手間は最小限になり、浮いたお金(年間1万円以上)が手元に残ります。1万円以上あれば、最新のゲームソフトが買えますし、ちょっとリッチな焼肉にだっていけます。

これは我慢して行う「節約」ではなく、生活を便利にする「アップデート」です。 ぜひ、浮いたお金で新しいガジェットやゲームを買って、さらに快適な部屋を作ってくださいね!

自分の手は動かさず、仕組みに働かせる。 これぞ「できる男」のライフハックだね!

待機電力のカットで「守り」は完璧だチュン。 次は電力会社を変えるという「攻め」に転じるんだチュン!

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この記事を書いた人

京都の6畳一間で生活中。植物を愛する管理人と、電気に詳しいデンキトリが運営しています。

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