1人暮らしにおすすめのアンペア数は?契約アンペアを見直して、年間3,000円以上の固定費を削る方法。

使いもしない権利に毎月金を払うなんて、解約し忘れたサブスクよりもタチが悪いチュン。

デンキトリ

あなたの家の電気契約、アンペア(A)数はいくつになっていますか? 「30A」? それとも「40A」?

もしあなたが「よく分からないから引っ越してきた時のまま」にしているなら、ちょっと危険信号です。

これをスマホの契約に例えてみましょう。 あなたは毎月3GBしかデータ通信を使わないのに、月額料金が高い「データ使い放題の無制限プラン」を契約し続けますか? 普通なら「もったいない!」と思ってプラン変更しますよね。

電気の「アンペア契約」もこれと同じです。 自分の生活サイズに合わない大きな契約をしていると「使ってもいない電気の権利」のために、毎月数百円、年間で数千円もの固定費をドブに捨てていることになるのです。

この記事では、意外と知られていない「アンペア」の仕組みと、あなたの生活に最適なサイズの見つけ方を解説します。

「大は小を兼ねる」なんて言葉に騙されちゃダメだチュン。 今日でその無駄遣い、卒業させるチュンよ。

目次

そもそも「アンペア(A)」って何?

アンペア(A)とは、一言で言えば「一度に使える電気の量」のことです。

「W(ワット)」が実際に使うエネルギーの量だとすれば、「A(アンペア)」はそれを通す「回線の太さ」のようなものです。

ブレーカーが落ちるのは「サーバーダウン」と同じ

ドライヤーを使っている時に電子レンジをオンにしたら、バチン!とブレーカーが落ちた。 誰でも一度は経験がありますよね。

これをスマホやネット回線に例えると、「アクセス集中によるサーバーダウン(回線落ち)」です。

  • 契約アンペア(家全体): サーバーのスペック(回線の許容量)。
  • 家電たち: データを送ってくるユーザー。

普段は快適に通信できていても、ドライヤー(動画配信)、電子レンジ(オンラインゲーム)、エアコン(データのダウンロード)を一斉に動かそうとすると、回線がパンクします。 これが「ブレーカーが落ちる」という現象の正体です。

ブレーカーには「親分」と「子分」がいる

実は、家のブレーカーには「親分」と「子分」がいます。

親分(アンペアブレーカー)

一番大きなスイッチ。これが契約している「30A」や「40A」です。家全体の合計がこれを超えると、家中の電気が全部消えます(全サーバーダウン)。

子分(安全ブレーカー)

 たくさん並んでいる小さなスイッチ。「キッチン」「リビング」「寝室」など、場所ごとに分かれています。これらは一般的に「20A」で固定されています。

たとえ親分が「60A」という強強スペックでも、キッチンの子分(20A)のエリアでレンジとケトルと炊飯器を同時に使えって許容量を超えれば、キッチンの子分だけがダウンします。

一人暮らしの「適正サイズ」はどれくらい?

では、私たちはどの「アンペア数」を選べばいいのでしょうか? それを決めるために、主要な家電がどれくらいA数を必要とするのか、目安を見てみましょう。

  • 電子レンジ: 約15A(※瞬間的に跳ね上がるボス的存在)
  • IHクッキングヒーター: 約14〜20A(※強火の場合)
  • ドライヤー: 約12A(※ターボ時)
  • エアコン: 約6〜10A(※起動時が高い)
  • 冷蔵庫・照明・PC: 合計で約2〜4A(※常駐アプリみたいなもの)

これを踏まえて、一人暮らしのプランをシミュレーションします。

20A契約(超節約プラン)

少しでも節約したい方向けのプラン。基本料金は最も安い。

 ドライヤー(12A)を使っている時に、電子レンジ(15A)を動かすとアウト(合計27A)です。 「髪を乾かしている間は何もできない」という不便さを許容できる人向けです。

30A契約(標準プラン)

一人暮らしのスタンダード。 ほんの少し工夫すれば問題なく暮らせる。

基本的には落ちませんが、「真夏にエアコン全開(10A)+レンジ(15A)+ドライヤー(12A)」だと合計37Aになり、落ちます。 「レンジを使う時はドライヤーを止める」という少しの配慮ができれば十分暮らせます。

40A以上(プレミアムプラン)

ストレスフリー。細かいことを気にしたくない方にはおすすめ。 何を同時に使ってもほぼ落ちません。

基本料金がとても高い。一人暮らしでこの契約は、ほとんどの方にとってオーバースペックです。

 もし今、1人暮らしで「40A」以上を契約しているなら、「30A」に下げるだけで年間3,000円以上節約できる可能性があります(※関東エリア等の場合)。

3. 【重要】「安くならないエリア」もある!

ここで一つ、重要な注意点があります。 「アンペアを下げれば安くなる」というのは、すべてのエリアで通用するわけではありません。

3-1. 関西・四国・中国・沖縄は「最低料金制」

関西電力、中国電力、四国電力、沖縄電力などのエリアでは、契約アンペアで基本料金が決まるのではなく「最低料金制(最初の〇〇kWhまでは定額)」というシステムを採用していることが多いです。

そのため、これらのエリアでは「アンペアを変更して基本料金を下げる」という節約術自体が使えません(そもそも、家の中に契約用の「アンペアブレーカー」が付いていないことも多いのです)。

※ちなみに九州電力エリアの方は、東京と同じ「アンペア制」なので、契約を見直すことで安くなります!

「じゃあ、関西に住んでる自分には関係ない話か」「節約できると思ったのに」と思ったあなた。 ここで諦めるのは、あまりにももったいないです!

実は、「アンペア」なんて細かいことを気にしなくても、「電力会社そのもの」を見直すだけで、年間3,000円どころか、もっと大きな節約ができる可能性があるからです。

4. 究極の解決策:「アンペア」ではなく「会社」を選ぶ

関東・九州エリアでアンペアを下げて節約するのも、一つの正解です。 でも、もっと賢い「大人の解決策」があります。

それは、あなたの生活スタイルや希望に合う電力会社に乗り換えてしまうことです。例えば──

基本料金0円型(Looop・オクトパスエナジー等)
  • アンペア契約という概念自体がない。使った分だけ払うシンプル設計。
  • ブレーカーが落ちる心配からも、基本料金の支払いからも解放されます。
ポイント還元・実利重視型(TERASELでんき等)
  • 基本料金や仕組みは今のまま変えたくない。
  • 楽天やAmazonのポイントを貯めて、実質コストを下げたい。

そう、選択肢は「アンペアを下げる」だけじゃないんです。 むしろ、電力会社を変える選択肢のほうが、大きく節約することができます。

細かくアンペアを計算して我慢するより、自分に合った会社に変えるのが、一番の節約になるんだチュン!

まとめ:あなたに最適な「1社」を見つけに行こう

まずは一度、ポストに入っている検針票かWeb明細で、現在の「契約アンペア」をチェックしてみてください。

  • 40A以上の人(関東・九州など): 「30A」への変更を検討する。
  • それ以外の人、またはもっと賢く節約したい人: 電力会社の切り替えを検討する。

電気代を減らしたいのなら、ぼくは断然「電力会社の変更」をおすすめするよ。

「この機会に電力会社を変えたいけど、じゃあ、結局自分はどこを選べばいいの?」

そんな迷えるあなたのために、数ある電力会社の中から「ここを選んでおけば間違いない」という厳選3社をまとめました。

  • ストレスフリーで安くなる「オクトパスエナジー」
  • ゲーム感覚で最安値を狙う「Looopでんき」
  • 安心の大手&ポイント重視の「TERASELでんき」

あなたがどのタイプか、まずは以下の記事で診断してみてください。 たった5分の見直しで、グッと生活に余裕が生まれますよ。

電気代を減らせば、趣味や好きなことにたくさん投資できるようになるチュン!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

京都の6畳一間で生活中。植物を愛する管理人と、電気に詳しいデンキトリが運営しています。

詳しいプロフィールはこちら

目次